ロシオ・モリーナ来日公演 en GARLOCHÍ

伝統的なフラメンコを尊重しつつも、挑戦的な作品を発表し続けるカリスマ的ダンサーロシオ・モリーナ

芸術的な振付と卓越したテクニックで、ジャンルを超えて世界各国の芸術愛好家を魅了している。

劇場公演の多いロシオが、あえてガルロチというタブラオ空間での作品作りに意欲を燃やす。

ガルロチをどのような劇場空間に変貌させるのか、ロシオの作り出す世界を、是非間近に感じて下さい!!

【出演期間】

2023年12月1日(金)〜12月10日(日)

(12月2日、3日は昼公演のみ、12月9日、10日は、昼夜2公演、その他の日は夜公演)

<開演時間>

昼公演: 開場12:00 開演13:15 

夜公演: 開場18:00 開演19:15

【出演者】

Baile(踊り): Rocío Molina(ロシオ・モリーナ)

Guitarra(ギター): Yerai Cortés(ジェライ・コルテス)

Cante(唄): Pepe de Pura(ペペ・デ・プーラ)

Compás y baile(コンパス&踊り): José Manuel “El Oruco” (ホセ・マヌエル “エル・オルーコ”)

【プログラム】

今回の公演では、今まで主に劇場で作品を発表してきた“ロシオ・モリーナ”が、タブラオという空間で魅せることを意識して制作した、オリジナルの作品となります。

休憩なしの濃縮ステージをお楽しみください。

 

【会場】

スペイン&地中海料理 Showレストラン「ガルロチ」
新宿区新宿3-15-17伊勢丹会館6F

【お座席】

★ プレミアムシート ⇒ ピンク色部分の1日限定26席

舞台正面1〜2列目、サイド手前1列目のお席
最高峰のフラメンコをかぶりつきで!アーティストの息遣いや気迫、繊細な表現や生の足音がダイレクトに伝わってきます。
ここでしか味わえない感動が一生の思い出になること間違いなし!のスペシャルシートです

★ S席 ⇒ 水色部分の1日限定44席

舞台との距離感が程よい大変見やすいお席です。正面席は舞台全体を見渡すこともでき、集中してステージを楽しんで頂けます。サイドのお席は、舞台との距離が近く、かぶりつきの雰囲気も味わえます。

★ A席 ⇒ 白色部分

ボックス席やソファ席では、仲間とワイワイ、フラメンコを楽しんで頂けます。
サイドの奥は一段高くなっていて、とても見やすいお席です。
カウンター席は、お一人様でも気兼ねなくお楽しみ頂けます。

広い店内にゆったりと席を配置しておりますので、どの席も見切れはございません。
音響も、店内どの席も良い音でお楽しみ頂けます。
*誠に恐縮ながら、お席の指定はお受けしておりません。各席種のご予約の早い順に、こちらで、お席を指定させて頂きます。
*お席の都合上、ご相席をお願いする場合がございます。

【チケット料金】

★平日料金(月~木)1プレート&1 drink付

プレミアムシート:18,000円 S席:15,000円 A席:12,000円 子供・学生:9,000円 障がい者割引:6,000円

★週末料金(金・土・日)1プレート&1 drink付

プレミアムシート:19,000円 S席:16,000円 A席:13,000円 子供・学生:9,000円 障がい者割引:6,000円

★昼公演 1drinkのみ

プレミアムシート:16,000円 S席:13,000円 A席:10,000円 子供・学生:7,000円 障がい者割引:3,000円

★子供・学生料金について

※子供・学生料金は、小学生~大学生まで。
※大学生の方は、入場時学生証をご提示ください。

★障がい者割引について

※入場時、障がい者手帳をご提示ください。付き添いの方1名様まで同料金
※車いすをご利用の方は事前に店舗までご連絡ください(TEL: 03-6274-8750 ガルロチ)

★昼公演について

昼公演は、1ドリンク付きとなっております。(お食事は付いておりません)

アーティスト紹介

Rocío Molina ロシオ・モリーナ
(踊り)

振付師であり革新的フラメンコダンサーであるロシオ・モリーナ。

フラメンコの本質を尊重しながら作り続ける伝統の再創作において、独自のオリジナル伝達手段(ボディーランゲージ)で前衛的世界を擁するスタイルを定着させている。

根本的に拘束のない自由な考えのもと、自作品内で魅惑な妙技を統合させ、現代(いま)の追究と概念の冒険に勤しむ。

他の組織や芸術家たちと織り成すことを恐れず、その振り付けは、哲学や絵画にも通じる。

映画や文学作品などのアイデアや文化の形態をも栄養素とし、多くの要素を組み込み、稀なる素晴らしい舞台を作り上げている。

ロシオ・モリーナの芸術的探究は数々の受賞に至り、昨年2022年には、スペイン文化省芸術功労金賞、

世界的に栄誉なヴェネチア・ビエンナーレ舞踊部門銀獅子賞、ポジターノ・ダンス賞などを受賞。

2010年にはスペイン芸術界で最も栄誉ある「スペイン国家舞踊賞」を、2016年と19年には英国舞踊批評家協会のナショナル・ダンス・アワード受賞。

スペイン著作権協会が与える「Premios Max」も4回受賞歴あり。

最近では今年2023年スペイン舞台芸術アカデミー協会開催コンクール「Premio Talía」にて「Vuelta a uno」の演目で最優秀女性舞踊家を受賞。

スペインのアーチストの中で最も多種な国際的プロジェクトを伝播している1人で、その作品は世界中の重要な舞台で観賞されてきている。

Yerai Cortés ジェライ・コルテス
(ギター)

アリカンテ生まれのフラメンコギターリスト。

フラメンコへの情熱は、幼少期からギターリストの父親、ミゲル・コルテスの奏でるギターと一緒に育ち、

フラメンコの環境で生活するというジプシー家庭の背景がある。

 

4歳でカホン演奏を始め、父と一緒のステージに立つ。

8歳でギターに転向。14歳で地元アリカンテのタブラオに出演するようになり、

18歳で首都マドリードに移住し、マドリードのタブラオに出演するようになる。

 

多くのアーチストと共演してきていて、最近では、ファルキート、ロシオ・モリーナ、アレハンドロ・サンツ、Cタンガナ、などと共演している。

ロシオ・モリーナの世界公演にも同行していて、フランスやフィンランドなどのステージにも出演。

2021年ヘレスのフェスティバルにて、ロシオ・モリーナの演目「 Al fondo riela」のギターで「Guitarra con Alma」を受賞。

ソリスタとしても活動する傍ら、国内アーチストのアルバム制作や作曲、アレンジにも携わる。

 

Pepe de Pura ペペ・デ・プーラ
(唄)

現在のスペインフラメンコ界歌い手の中で最も有名な人物のひとりで、多くの舞踊団や名声高いアーチストらに必要とされている。

子守フラメンコ唄で育ち、フラメンコ家族の中で歩き始め、プロの実力を少しずつ開花させ、自らの地位を作りあげた。

ファルーコ、マリオ・マジャ、マヌエラ・カラスコなどの巨匠たち重要人物の信望を得、彼らのステージに欠かせない人物となった。

2002年から2011年まで、エバ・ジェルバブエナ舞踊団のメンバーとして活躍。

現在はファルキートとそのファミリーに歌い、また、マリア・モレーノやメルセデス・デ・コルドバなどの舞踊団の初演や重要舞台でもその実力を発揮している。

イスラエル・ガルバン、ベレン・マジャ、ハビエル・バロン、ビセンテ・アミーゴ、アントニオ・カナーレスなど、クリエイティブな多くのアーチストから引く手あまたの歌い手である。

2022年、ヘレス・フェスティバルにて最優秀伴唄賞を受賞。

José Manuel “El Oruco” ホセ・マヌエル "エル・オルーコ"(コンパス&踊り)

スペイン・アンダルシア州セビージャ生まれ。

幼少時に地元セビージャの踊り手“エル・トロンボ”の生徒となりレッスンを受けたのが始まり。

ステージで共演もしてきている。

その後ファルキートの門弟となり、多くを学ぶ。

ラ・ファルーカ、ラ・ファラオナ、アントニオ・カナーレス、フアン・デ・フアン、などのアーチストにも学ぶ。

アントニオ・モントージャ“エル・ファルー”カンパニーの「Los Gnomos del Flamenco」メンバーとして参加したのが自身にとっての傑出舞台となった。

ビエナル・フラメンコ(セビージャ)、モンドマルサン・フェスティバル(フランス)、ビエナル・フラメンコ(パリ)、フラメンコ・フェスティバルUSAなどを含め、国内外のフラメンコ芸術に関わり、イスラエル・ガルバン、ロシオ・モリーナ、ラ・トレメンディータ、エスペランサ・フェルナンデス、パストーラ・ガルバン、アルヘンティーナ、ホセ・アンヘル・カルモナ、などと共演してきている。

踊り手としての主役を務めた作品もあり、歌い手クーロ・フェルナンデスの「Flamenco de raza」、

ギターリスト、エドアルド・トラシエラの「Rara Avis」、踊り手フアナ・アマジャの「Alma gitana」、

自身の作品「Seis por derecho」などが挙げられる。

 

同時に「FormArte Flameno」というアカデミーを運営していて、フラメンコの構造技術、リズム、振り付けなどを教え、フラメンコの発展に尽力している。

チリ、メキシコ、コロンビア、ギリシャ、アメリカ合衆国、日本などに呼ばれて教鞭を取っている。