【ロシオ・モリーナ来日公演en GARLOCHÍ出演者紹介 】 Baile:(踊り):Rocío Molinaロシオ・モリーナ 同じロシオ・モリーナの踊りなの…

  • Published
  • Posted in ガルロチ
  • 1 min read

【ロシオ・モリーナ来日公演en GARLOCHÍ出演者紹介 】 Baile:(踊り):Rocío Molinaロシオ・モリーナ 同じロシオ・モリーナの踊りなの…


【ロシオ・モリーナ来日公演en GARLOCHÍ出演者紹介 】
Baile:(踊り):Rocío Molinaロシオ・モリーナ

同じロシオ・モリーナの踊りなのに、その時のステージによってまるで様子が違う踊りで、どこからどうなってそうなるのか。
やはり踊り手を超えた芸術家のステージはスケールが違います。
頭が床にあって、脚が手の動き(ブラッソ)のようにゆらゆらとしていたり、台に上がって踊ることはあっても、陥没した小さな箱の中でサパテアード(足の動き)という稀なことをやるのもロシオ。

どうしてそうなる???という疑問も、
観てる側に「自分で考えてください!」とまで課題を投げかけているような、質問すらさせないようなその先までメッセージを送るアルテ。

プロの踊り手でもない実の母親と一緒にステージで踊ったり、人間という愛をテーマに自分の哲学もあるロシオ。

舞踊家というアーティストは踊りで芸術を伝えているので、最高の踊りでメッセージを送る人から、口頭で聞くのは、私のような素人からではちょっと力不足なので、
フラメンコジャーナリストの志風恭子さんからロシオにインタビューをしていただく形でロシオに近況を聞いてもらいました。(先日)

毎回各アーチストをガルロチから紹介しているので、ロシオの紹介もしたいとは思うのですが、もともとロシオも、田舎の農場生活で、自然に戯れ、リラックスした自分のこだわりのある生活を好み、ソーシャルネットワークとはほぼ無縁な生活を好むのに、そこにこの枠はどうも相応しくないなあ、、、と思う私自身の気も進まず、
ロシオを目の前に、亀って成長が速い!とか、自転車の話とか、田舎の動物の話とか、
全然フラメンコとは関係ない世間話で、そのまま日本へ出発となりました。

「踊り手は踊りでメッセージを発信する」ものだと特にロシオには思うので、
あとはみなさんがそれぞれどういうメッセージを受け取るか、なのかと思います。

ガルロチのために衣装を新しく用意してるというのは聞きました。
バタデコーラも持っていくようです。
ロシオのバタの踊り、素晴らしいですよ。
それはそれは、あのロシオの踊りにエレガントな動きのバタが合体して、優美で激しく、
と思えば、衣装らしいものを着ずにボディーだけで踊る時も多々。
衣装にフリルがなくても、動きにフリル(飾り)がたくさんあるので、それで十分なのです。

ロシオの踊りは、エレガントで、強く、好奇心高く、頑張り、忍耐、スコーンと抜けるようなストレートな明るさではなく、闇に光る星みたいな、日本人の根性にどこかすごく合ってる気がします。

そして驚くことに、ステージの感じとはまるで違い、ステージから降りた普段のロシオと会話してると、日本人と会話しているような錯覚になる、日本人の血が入ってますか????と聞きたくなるような。
優しい感じで気を遣える繊細さが感じられます。
ナチュラルで、ゆったりとした喋りと佇まい。
このギャップが、どうやって発生するのか。
スイッチが入る瞬間というのを東京で、間近で見ることができるというのはかなり凄いことだと思います。

もうこの先は遠出の外国の仕事はほとんどするつもりがない、ゆっくりと人生を満喫したいから、と言っていました。
今回日本に行くのは、日本という国が自分にとって特別な思いがあるからだそうです。

先日ジェライとフィゲラスでステージに立った時のスタート直前のスナップ写真と、バルで食事している時の写真を添えます。
バルの写真は、前回のヘレスフェスティバルの時に撮った志風恭子さんが提供してくださいました。

皆さんのこのグループのイメージ、どんな感じでしょうか?
実は、、、、びっくり。
お楽しみに。

Photo(4枚目除く) & Text/ Mayumi Shimoyama
Copyright (C)2023 GARLOCHÍ All Rights Reserved.
—————————
ロシオ・モリーナ来日公演en GARLOCHÍ

【ご予約】
WEB:
https://t.livepocket.jp/t/rociomolina

Email:
garlochilive@gmail.com

【出演期間】
2023年12月1日(金)〜12月10日(日)

【出演者】
Baile: Rocío Molina
Guitarra: Yerai Cortés
Cante: Pepe de Pura
Compás y baile: José Manuel “El Oruco”

【場所】
Show レストランGARLOCHÍ
東京都新宿区新宿3-15-17 伊勢丹会館6F

主催/株式会社バモス
後援/スペイン大使館・インスティトゥト・セルバンテス東京・一般社団法人日本フラメンコ協会・公益財団法人スペイン舞踊振興MARUWA財団
協力/Showレストラン「ガルロチ」・「ソニアジョーンズ 」Sonia Johnes








Source