異次元の凄さを見せてくれる。それがロシオ・モリーナ。
身体能力が非常に高く、超絶テクニックで完璧に身体を、場をコントロールしていく。
それに加えて、たぐいまれな表現力、群を抜いた創作力で作品ごとに新しい顔を見せ、驚かせ、私たちを魅了し続ける。
21世紀を代表する舞踊家の一人として後世に名を残すことは間違いない。
3歳で近所の舞踊教室で学び始め、7歳で公立舞踊学校に通いスペイン舞踊を、8歳から舞台に立っていた。
15歳でマドリードの舞踊学校に転校し卒業前からタブラオに出演し、マリア・パヘス舞踊団でも活躍。
21歳で最初の作品を上演し、初来日。
22歳で、かつてクルシージョに参加していたというヘレスのフェスティバルで公演、順調にキャリアを重ね、26歳の時には最年少でスペイン文化省がおくる国家賞を受賞。
演出家やアーティストらとタッグを組んだ意欲的な作品や、伝統的なフラメンコにはない自由な表現で波紋を呼んだりもしたが、そのクオリティの高さでフラメンコの枠を超えて、英国のナショナルダンスアワード、ヴェネチアのビエンナーレ銀獅子賞等も受賞するなど世界的に高く評価されている唯一無二の存在。
そんなロシオが今、タブラオという、客席と舞台が限りなく近い小さな空間で踊るというのはスペインのフラメンコ界にとっても、舞踊界にとってもちょっとしたニュースだろう。
あのすごい踊りが目の前で、数メートル先で見ることが、感じることができるのだから。
千人以上収容する大劇場の空気をも動かすロシオが、ガルロチをどんな色に染め上げるのか、楽しみでならない。
フラメンコジャーナリスト
志風恭子
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【ロシオ・モリーナ来日公演en GARLOCHÍ 】
10/7(土)AM9:00一般予約受付開始!!
ご予約は、WEBまたはメールにて承ります。
【ご予約】
WEB:
https://t.livepocket.jp/t/rociomolina
Email:
garlochilive@gmail.com
【出演期間】
2023年12月1日(金)〜12月10日(日)
【出演者】
Baile: Rocío Molina
Guitarra: Yerai Cortés
Cante: Pepe de Pura
Compás y baile: José Manuel “El Oruco”
【場所】
Show レストランGARLOCHÍ
東京都新宿区新宿3-15-17 伊勢丹会館6F
主催/株式会社バモス
協力/Showレストラン「ガルロチ」・「ソニアジョーンズ 」Sonia Johnes
Foto/María Agar Martínez